2014年5月31日土曜日

ブラジル・ペルー 出発編Part1

みなさん、こんにちは!Kazuです。
今回からブラジル・ペルー訪問 出発編(2回シリーズ)です。

さて、今回のテーマは「フライト時間」についてお話をしますね。
「ブラジルに行くのがはじめて」という方にとって、最も心配することはフライト時間の長さでしょうか?

ちなみに、私の場合、朝7時30分ごろに自宅を出ました。JR和歌山駅東口から出ている関西国際空港行のシャトルバスに乗り、関西空港でバスを乗り継ぎ、その後伊丹空港でほかのメンバーと合流。荷物を預け入れ(荷物はそのままサンパウロまで)、チェックイン。その後、成田空港に16:00ごろに到着。18:20にアメリカのダラス空港へ向けて出発。ダラスには約12時間後に到着。約3時間のトランジット、そしてさらに約11時間を経てブラジル・サンパウロGRU空港に到着しました。これらフライト、バス移動、待ち時間等に要した総時間数は、約37時間となりました。う~ん、疲れるはずですよ。

2009 brasil sky

なお、胃腸が弱い方や乗り物酔いしやすい方は、これらフライト前後を含めて食事はできるだけ軽くすることと、飲み物は冷たいものを極力避けましょう(特に飛行機内では氷の入った飲み物が出てきたりしますので、ご注意ください。暖かいスープやお茶がお勧めです)。正直言って、私たちが搭乗した飛行機の中で出てくる食事はあまりおいしくなかったので、私は無理には食べずに結構残していましたね。体調管理は大事ですから。

ところで、睡眠についてですが、飛行機の中では長く、あるいは深く眠ることは難しいと思います(もちろんビジネスクラス以上は違うでしょうが...「いつもビジネスクラスに乗っている方々はどのような夢を見るのかなぁ」と想像している夢を私は見たことがあります。う~ん、悲しい!)。大体よく眠れて2~3時間くらいの睡眠を、数回繰り返すというパターンが多いかと思います。なんとなく眠っているかのようなフワフワした状態が続く、といった感じでしょうか?

さて、ブラジル・ペルー出発編(2回シリーズ)としましては、次回で最後です。
さらに飛行機の中での過ごし方やトランジットの様子についても紹介しますね。お楽しみに!

それでは、また。

2014年5月15日木曜日

ブラジル・ペルー訪問 準備編Part3

みなさん、こんにちは!Kazuです。
前回に引き続き、ブラジル・ペルー訪問準備編のPart3です。

さて、今回のテーマはビザ申請と予防注射等です。
もちろんブラジルを訪問した人ならご存じのことですが、「ブラジルに行くのがはじめて」という方にもご理解いただけるように、少し詳細な情報をお伝えします。ただ、私が理解している範囲の情報なので、最終的には専門の機関や業者の方等に必ずご確認くださいね。

ということで、ビザ申請についてですが、ブラジルに行く場合は絶対必要です。業者を通すとやはり1カ月は余裕を持ってご準備ください。パスポートや写真(ビザ用)はもちろんのこと、銀行の残高証明書(もちろん通帳のコピーでもOK)なども必要です。

ちなみに通帳のコピーを提出することは、皆さん抵抗はないですか?銀行への発行手数料が少しかかりますが、私は残高証明書を提出しています(中身を知られることがないので)。なお、どのくらいの金額が残高として残っていればよいかと言いますと、あくまで目安として滞在日数×1万円程度らしいのですが...(う~ん、少し怪しい情報かな?)
といいましても、何か根拠がほしいので、参考にはしましたよ。私の場合、少し多めに、旅行日程が16日間なので、16万円。その倍以上の通帳を探しました(恥ずかしながら、残高が少ない通帳がなぜか多いので困りました)。でもあまり何百万円もの通帳の情報を知られるのもどうかな~(もちろん私は持っていませんが...)。あとは個人のご判断ですね。過去3回、同じように提出しましたが、結果的にはいつも問題なく処理されていますので、問題はないかと考えます。ご参考まで。

さて、もうひとつは予防接種についてです。複数国を渡航する際(入国の際)、黄熱病の予防接種を受けたかどうか、チェックされることがあるそうです。いわゆるイエローカードと呼ばれる証明書を持っていると安心です。ブラジル以外では周辺国のペルーとパラグアイを訪問しましたが、幸いにも私はそういったチェックを受けた経験はありません。マナウス(アマゾン川で有名な地域)を訪問する機会があったので、ブラジルをはじめて訪問したときに予防接種を受けておきました。関西空港の検疫所で受けることができますが、事前予約を忘れずに!こちらもご参考まで。

さて、さて、ブラジル・ペルー訪問準備編としましては、今回がこれで最後です。
次回からはいよいよ出発編(2回シリーズで予定)と称しまして、大阪の伊丹空港からサンパウロのGRU空港までの旅の様子について紹介しますね。いや~引っ張りますね~。いえいえそれほどブラジルは遠いということで、ご理解ください。

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しかし、少しだけブラジルを感じていただきましょうか。
この花は、ブラジルでは有名なパイネイラというそうです。昔、移民の方々がこの花を初めて見たとき、日本の桜だと思ったそうです。それほど、日本は懐かしく、何かにつけていつも思い出されたからでしょう。

それでは、また。

2014年5月14日水曜日

ブラジル・ペルー訪問 準備編Part2

みなさん、こんにちは!Kazuです。
前回に引き続き、ブラジル・ペルー訪問準備編のPart2です。

私が所属する公益財団法人和歌山県国際交流協会(通称、WIXAS)からは、理事長をはじめ、職員並びに関係者を含め8名がブラジルを訪問することとなりました。そのうち理事長を除く7名が、県内で中南米諸国との交流を推進している民間国際団体、和歌山県中南米交流協会の皆さんと一緒に民間の慶祝団を構成することとなりました。総勢21名となった慶祝団は、その後さらに中南米交流協会の紀南支部のメンバーの方々も加え拡大することとなります。

さて、今回のテーマはお土産です。紀州和歌山のお土産となると、どうしても定番になり、あちらこちらでお土産が重なってしまいがちです。私個人としては今回で3回目となるブラジル訪問ですが、これまで民芸品として紀州塗や漆器の置物や飾り物、紀州手毬、扇子などを、また食べ物では梅干しや海苔、味噌、飴、せんべい、饅頭など、いろいろとお持ちしました。特に食べ物は現地では喜ばれますが、持っていくのがたいへんです。そこで、当協会として今回は、海外で喜ばれるお土産をネットで調べて、調達することにしました。直接、和歌山と関係があるというわけではありませんが(この辺の判断は微妙ですが、和歌山で手に入れたということでお許しを...)、県人会への記念品としてデジカメ(最近はリーズナブルになってきたように思います)を、また現地の日本語学校などには学習用機器としてボイスレコーダーやポップアップマガジン(いわゆる、とびだす絵本です)、そして日本製の文具(消せるボールペンや芯なしホッチキスなど、日本製は凄い!)を、そして私個人としては手ぬぐいや演歌のCD(県人会の方々には特に好評かな?)を用意しました。特に演歌CDは歌手が和歌山県出身の方が多く、ある程度いろいろと選べてお薦めかも...いずれもサイズがコンパクトで、持ち運びが便利なのが有り難いですね。

さて、さて、このようにお土産は、団体や個人の考えや思いが色濃く反映されますので、どうしても数や量が多くなりがちです。私たち民間慶祝団21名の荷物はと言いますと...

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「ブラジル・ペルー訪問 準備編Part3」へと続く...
う~ん、ブラジル・ペルーへの道は遠い?

2014年5月11日日曜日

ブラジル・ペルー訪問 準備編Part1

こんにちは。Kazuです。
4月22日から5月7日まで16日間、ブラジルとペルーを訪問して参りました。
今日からシリーズで皆様にリアルな旅(実際は過酷な出張ですが…)のお話をさせていただきます。
中南米に旅行や出張を予定されている方に少しでも参考になればと願い、私が感じたことをありのままにお伝えします。

ブラジルの空

ということで、話は長くなりそうなので、何回かに短くわけて報告をさせていただこうと思います。
最後までぜひおつきあいを!

まず、今回はブラジル・ペルー訪問準備編Part1としてご紹介します。
実は本計画は約1年前から、スタートしました。

主な目的は、ブラジル・サンパウロで開催されます「在伯和歌山県人会連合会創立60周年記念式典」への参加と、和歌山県人が多く活躍されています南マット・グロッソ州のドラードス市並びに旧松原移住地訪問と在伯県人会の皆さんとの交流、さらに和歌山県内在住の青少年のブラジル派遣(ホームスティなど研修プログラムの実施)が当初の主な目的でした。

しかし、計画を進めていく内に、ペルー県人会も併せて訪問しようということになったり、さらにブラジルへ移住された方々の生活や歴史についてインタビューを通して映像に残し後世に伝えるプロジェクト(小中学生対象の学習教材作り)などが計画されていきました。もちろん移民研究に携わっている専門家や大学関係者の方々、さらに映像技術の専門家まで、幅広いジャンルの専門家に協力いただき実施する運びとなりました。

もう既にこの時点で、業務は爆発的に増大し、私たちの能力をはるかに越える勢いでした。